本経寺(王地山まけきらい稲荷)

王地山の鎮守たる王地山稲荷社の本殿・中殿・拝殿・社務所・眷属末社九社と、「まけきらい稲荷」が石の俵のうえに祭られた石社がある

河原町王地山にあり、妙長山と号し、日蓮宗武蔵国池上本門寺の末寺として常陸の国土浦にありましたが、当地への移転に際し、京都の日蓮宗大本山妙顕寺の末寺となりました。

開基は慶長6年。土浦城主松平阿房守信吉が実母(徳川家康姉)の供養のため建立し、妙長山本経寺と号しましたが、後に松平信吉が篠山城主になった際、現在の地に移しました。本尊仏像は慶長11年の作です。

移築の折り、土浦の城中で祭られていた稲荷大明神(吒枳尼天)像も篠山に移され、王地山の地に奥の院として観請された。奥の院として稲荷が祭られた、王地山の鎮守たる王地山稲荷社の本殿・中殿・拝殿・社務所・眷属末社九社と、「まけきらい稲荷」が石の俵のうえに祭られた石社がある。

問合せ先 丹波篠山観光協会

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