紀淡海峡と由良・成ヶ島

国立公園

天然の良港としての由良は、瀬戸内の海上交通の重要な場所であった紀淡海峡を収める拠点として、海上の交流・交易拠点として紀淡海峡における海人の活動拠点となったことが考えられます。また、『古事記』・『日本書紀』の中に書かれてある、天日槍の「出石の刀子」ゆかりの生石神社もあります。
由良と成ヶ島はかつて安宅水軍の本拠地であった場所で由良港を中心に戦国時代には洲本の政治・産業の中心でもあった、歴史ある地域です。由良沖に浮かぶ成ヶ島は、海岸線が入り組んで変化に富み、2kmも続く砂州があります。南北に長く流麗なことから「淡路橋立」と呼ばれています。また、砲台跡等の幕末の遺構を残し、豊かな自然は国立公園に指定されています。

天然の干潟では3月~5月初旬にかけて潮干狩りが楽しめます。

成ヶ島に行かれる際は渡船をご利用ください。

あわじ花へんろ第35番札所
・5月頃 ハマウツボ

・7月~8月頃 ハマボウ

・11月頃 ハママツナの紅葉

成ヶ島には暖帯のマングローブとも言える「ハマボウ」や「ハママツナ」、「ハマウツボ」といった貴重な植物が今も数多く残っているほか、アカウミガメやアカテガ二が産卵に訪れるなど自然の宝庫でもあります。

問合せ先 一般社団法人淡路島観光協会

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