淡路北端の砲台「松帆台場」

文久3年(1863年)阿波国徳島藩によって築かれた。

松帆台場は淡路島の北端にある松帆の浦に築かれている。 2006年に「徳島藩松帆台場跡」として国指定史跡になっているが、特に整備されているわけではなく、現在も民有地である神戸製鋼所健康保険組合増進センターの中にあり、案内板は建っているものの道標はない。

台場はm字状になった土台を石垣で固め、大砲十三門が並べられる規模であった。北側の海岸沿いの石垣は取り除かれ、現在は一部の石垣が残るのみである。ここから東へ行くと恵比須神社があり、その先にも土塁が続いている。

問合せ先 淡路市教育委員会社会教育課(平日8:30~17:15のみ)

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