2022.02.08

「はりま酒蔵ツーリズム」、「GI はりま」認定酒を持つ播磨地域の酒蔵訪問と観光地を巡るモニターツアーが催行されました。

去る1月(13・14日)、2月(2・3日)に、「はりま酒蔵ツーリズム」として、「GI はりま」(※)認定酒を持つ播磨地域の酒蔵訪問と観光地を巡るモニターツアーが催行されました。
 
当ツアーは「GI はりま」ブランドの日本酒の認知向上と、日本酒を中心に据えた観光資源を「知り」・「感じて」頂くためのツアーとなっており、ツアー参加者は、「酒」文化に親和性の高い、ワイン文化を持つ日本在住のフランス人の方を中心にご招待しました。
 
ツアーの移動には真結-YUI PRIMA-を投入し、高級感のある快適な旅を演出。
世界文化遺産・姫路城を中心に、1月は赤穂市・呑海楼に宿泊し、西播磨の酒蔵と桔梗隼光鍛刀場や日本酒発祥の地である庭田神社などの文化的スポットを巡りました。

世界文化遺産・姫路城

各地を巡るYUI PRIMA

播磨各地の酒蔵訪問(写真:山陽盃酒造)

日本酒の製造工程を見学(写真:田中酒造場)

2月は明石市・人丸花壇に宿泊し、東播磨の酒蔵と法華山一条寺や明石大橋などを訪問し、両ツアー共々播磨地域の魅力を存分に味わって頂きました。

桔梗隼光鍛刀場にて製作体験(西播磨コース)

法華山一条寺(東播磨コース)

様々な観光スポットの訪問と、行く先々での酒蔵での試飲、そして夜は播磨の海や山の幸を盛り込んだ豪華な食事をご用意し、はりま酒研究会 会長・副会長の説明のもと、豪華な食事と日本酒とのペアリングを楽しんでいただきました。

行く先々での豪華な食事つき(写真:灘菊酒造)

はりま酒研究会・田中会長の説明を受ける参加者

当ツアーはアフターコロナの観光を見据えており、今後、日本酒に興味のあるインバウンドを中心としたお客様を呼び込み、日本酒を中心とした播磨の観光・文化の発信を行うべく、新たなツアーコンテンツとして、更なるブラッシュアップを行い、商品化を目指していきます。

「GIはりま」の指定銘柄(一部の銘柄です)

※「GI はりま」とは、国が農産物や食品の地域ブランドを保護するための地理的表示(GI)として指定した日本酒の地域ブランド名です。米及び米こうじには、酒米の王様・兵庫県産の「山田錦」のみを使用し、「糖類等を原料に使用しないこと」・「播磨の水を使用すること」、製法については「播磨内で醸造、貯蔵及び容器詰めが行われていること」等の厳しい基準が設けており、さらに完成した酒の品質を審査し認定が行われた酒のみが「GIはりま」を名乗ることができます。