河合城の支城「小堀城」

築城年代は定かではないが嘉吉年間(1441年唐1444年)以前に光枝(三枝)正頼によって築かれたと云われる。

小堀城は、中世赤松氏に属した三枝(光枝)氏の居館跡である。加古川に隣接する位置にある大規模な平城で、土塁が当時の規模を物語る状態で現存しています。
また当時は加古川の河川交通を抑える重要な役割を果たしていたものと考えられています。

高さ2メートルほどの南北に1本の土塁が伸び、南西隅には西門とされる開口部をもっています。東に折れるようにして門らしき痕跡をはっきり残しているのも素晴らしいです。小堀城はこの土塁の東側に三郭、そしてすぐ北にあるお屋敷を二郭、さらに道路をはさんで北東方面に主郭、その北に四郭と広がっていたとされています。すっかり綺麗に切り取られた竹藪跡地に残る土塁が見事です。

問合せ先 ひょうご観光本部

HP