戦火の「富松(とまつ)城」

富松城は、伊丹城、大物城、越水城の中間地点にあり、境界防衛や連絡の城として攻防の要となり、たびたび戦火に見舞われている。長期にわたってここを本拠地とした城主はなく、戦乱のたびに入れ代わった戦歴がある。

富松城跡は約500年前の戦国時代の城館跡。現在、土塁の一部が幅11メートル、高さ4メートル、長さ約47メートルにわたり残されています。これまでの発掘調査の結果、富松城は土塁と二重の堀を備え、東西150メートル以上、南北200メートル以上の規模の城館であったと推定されます。出土遺物の一部は尼崎市立文化財収蔵庫(尼崎市南城内10-2)で展示されています。

問合せ先 ひょうご観光本部

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