開鏡山観音寺

淡路西国三十三ヶ所霊場の結願所

約1170年前、弘法大師が開基したと伝わり、現在は淡路西国三十三ヶ所霊場の結願所として知られます。本尊聖観世音菩薩は、約千二百年前のものといわれています。本堂の裏山の頂上に、大師が祀ったという三宝荒神があります。
境内には名馬「生月」の碑 があります。「生月」は 宇治川の合戦で活躍した佐々木四郎高綱が乗っていた馬で、開鏡寺周辺がその産育地だったと言われています。北淡路の山地は、藩政時代から牛馬の放牧が盛んなところで、明治維新後もその伝統を引き継ぎ、 軍馬を産出していました。
「湯立て神楽」
毎年1月第3日曜には400年の歴史をもつ湯立て神楽が行われ、煮えたぎる釜の湯を笹の葉を使って浴び、無病息災が祈願されます。この祭礼は、山伏の修験道から生まれたもので、行者が笹の葉を使って煮えたぎる釜の湯を気合いとともに浴びるというものです。この湯がかかると一年間無病息災で暮らせるという言い伝えがあり、毎年多くの参詣者で賑わいます。開催日:毎年1月第3日曜日

問合せ先 一般社団法人淡路島観光協会

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