急峻な天然の要害の山「高見城」
別名佐野城

高見城の立地する高見城山は、柏原町の南西端に位置する海抜485mの高山で、高見城は嘉暦2年(1327)丹波の国守護・仁木頼章が築いた。
戦国時代には氷上町新郷の豪族赤井家清が城主となったが、天正7年(1579)赤井忠家が城主の時、明智光秀配下の四方田政孝の兵火によって落城した。
本丸は山頂にあり、4段の平地がある。本丸より北と南に連る尾根筋に石垣や土塁の跡が随所にあり、南西約600mのところには広い平地があって、「中の台の城」といわれている。大手門は南西麓の佐野に、搦手は北麓の鴨野にあったようで、家臣の屋敷跡も鴨野にあったと伝えられている。
登城道はなかなか急なところもあるが、整備されているので安心です。標高485メートルの城山からの眺望は素晴らしいので休憩しながら登ってください。
問合せ先 ひょうご観光本部